02. 建築

白雪姫のお城のモデルはスペインのセゴビア城

青いとんがり帽子のお城。

ディズニー映画の白雪姫に出てくるあのお城、ありますよね。

スペインのセゴビアに実際にあるお城をモデルとしているのは
ご存じですか?

赤茶けた大地、乾燥した空気が広がる中に存在する街、セゴビア。

世界遺産となっているこの都市に入ると、過去にタイムスリップ
したような気分。

お城から遠くを見渡すと、ドン・キホーテの気持ちがわかるかも
しれませんね。

また、紀元1世紀のローマ時代に造られた水道橋は、下から見上げると
その偉大さと保存状態の良さに感動し、圧巻です。

マドリッドから日帰りで行ける距離のセゴビア、もし、
スペインに旅行に行かれる方は、セゴビアにも足を延ばしてみると
良いかと思います。

行きたいなぁ・・・。

参考:セゴビア http://www.turismodesegovia.com/

自然の中にすっぽり入りこんでいる豊島美術館

自然の中にすっぽりと入りこみ、見事に周りと調和している「豊島美術館」。

内部では、床からポツリポツリと泉がわき出て、水玉となって流れていきます。
また、内部から見る、切り取った外の景色は、天気により様々な表情を
見せてくれます。

日常と非日常がつながったような静かな空間で、時間の流れに身を任せていると、
五感が研ぎ澄まされていくのがわかります。

このぼーっと過ごす時間、良いですよ~。

きれいな海をしばらく眺めていると、何かが浄化されていくような感覚がありますが、
そんな感じです。

建築・設計に携わった西沢さんは、ルーブル美術館の分館「ルーブル・ランス」の
設計者でもあります。

素晴らしいです!

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豊島美術館
http://www.benesse-artsite.jp/teshima-artmuseum/

ぴったり、しっくりの適材適所

金田一秀穂さんのエッセイでの、寺社建築会社社長とのお話から「ぴったり」
と思ったというお話。

建物を造るときに四隅の柱が重要。まずこれを選ぶところから建築は始まる。

建物の南側に使われる柱は、その森の南側に生えていた木を使い、北側に
生えていた木は北側の柱として使う。その際、生えていた向きも重要。

四隅に、生えていた時と同じような状態で柱を立てる。

建物はそこで森になる。
森の中と同じように生き続けることになる。

森で生えている一番いい木を四本選んできて使えばいいではないかと思うが、
それではだめなのだそう。

「適材適所」という言葉にまさにぴったりの状況。

ある場所に、いかにもそこに適う人がいる時、他人は「ぴったり」という。
ある場所がぴったりだなと自分が思ったとき、自分は「しっくりする」と思う。

東側の柱になった東側に生えていた木は、多分、しっくりしているに違いない。
間違って使われた木は、きっと憂鬱であるに違いない・・・。

とのこと。

適材が適所におさまると、「ぴったり」して、しっくりするんですね。

私達も、自分たちの素質をまず見極めないと始まらないのかなぁ・・・。

案外「適材適所」って難しい。。。

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坂茂さん、リサイクルできる紙管を使った建築

建築界のノーベル賞としてのプリツカー賞を今年受賞した坂茂さん。

今、注目されている建築家ですね。

先日、NHKのスーパープレゼンテーションで坂茂さんの
プレゼンテーションがありました。

見ていて、彼の熱意、ユーモアを備えた人柄が伝わってきました。

坂さんは、再利用、リサイクルできる紙管を使った建築を多く
手がけています。

紙!?って思いますよね。

紙はすぐダメになってしまうではないか?等と、そんな貧弱な発想しか
できない私は、凄いなぁって尊敬してしまいました。

現在、坂さんは色々な国の被災地に行き、仮設住宅の建築・建設に
関わっています。

あまりお金をかけず、現地のものを使い、リサイクル可能、
そして恒久的に利用できるものとしての建築を進めている坂さん。

東日本大震災の被災地では、プライバシーを考慮した紙の仮設住宅を
つくりました。

日本だけでなく各国をまわり、一生懸命な坂さんの人柄、新しい発想の
建築哲学、そして建築技術…ホントに素晴らしい!と思いました。

坂茂氏プリツカー賞受賞の記事
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20140324/656349/?ST=print

TED スーパープレゼンテーション(日本訳つき)より坂茂氏
http://www.ted-ja.com/2013/11/shigeru-ban-emergency-shelters-made-from-paper.html

TED スーパープレゼンテーション(NHK放送)より坂茂氏
http://www.nhk.or.jp/superpresentation/backnumber/140514.html

ヘルシンキで

ムーミンやオーロラ、サンタクロースで有名なフィンランド。
名古屋からも直行便のフィンエアーが出ていて、片道約7時間程で
行ける場所でもあります。
ヨーロッパへの乗り継ぎ場所としてもよく使われていますね。

以前、冬が始まる少し前に数日、ヘルシンキを訪れたのですが、
古いものと新しいものが上手く調和した整然としたきれいな街だなぁ、
先進国だなぁと感じました。

また、デザインセンス、配色センスの効果も大きいのか、整然と
しているのに無機質な感じはあまりしませんでした。
人々も親切で大人の感じを受けました。

日本では、いたる所に音や情報があふれています。

駅や電車の中でのアナウンス、スーパーに行けば大きな音で
宣伝用の曲が繰り返し流れていたり、色んなお店からガンガンと
様々な曲が聞えてきます。
容赦ないですよね。

ヘルシンキへ行って感じたのは、都会なのに、ごちゃごちゃした
余分なものもないし、余分な騒音もない・・・。

それがとても居心地良く感じることとなりました。

静けさを愛するフィンランド人なんだなぁと思いました。

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                              駅の構内

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                            鮮やかな生花が並ぶお花屋さん

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                             図書館 デザインが素敵ですね

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                            図書館で本を読んでいる人達
                            このリラックス感・・・本好きにはたまらないですね

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エフネットブログ:フィンランドとアルヴァ・アールト
http://f-net.cocolog-enshu.com/blog/2014/04/post-8faf.html

フィンランドとアルヴァ・アールト

北欧家具、北欧デザインは、日本では静かなブームとも言えるほど
人気が高いですね。

映画「かもめ食堂」の影響も大きいと思います。

アルヴァ・アールトといえば、フィンランドを代表する近代建築家。
彼が奥さんと立ち上げた会社 Artekの家具は世界から高い評価を
得ていますね。

家具を見ると、余分なものをそぎ落としシンプルにしながら、飽きが
来ないどころか使うほどに愛着がわく優れたデザインセンス、品質の
高さ、空間になじむ存在感を感じることができます。

フィンランドの木材を利用し、温もりのある製品であることも人気の
秘密ですね。

ヘルシンキの街並みを見ても、余分なもの(騒音も含めて)がなく、
デザインセンスの優れた建築物やお店が立ち並び、整然として
さすが先進国だなぁととても感心したことを思い出します。

フィンランドは、豊かな人材が国を豊かにするとの考えから
随分前から、考える力・それぞれの個性を伸ばす教育に力を
入れていて、教育の質の高さにも注目されています。

あらためて、国の豊かさについて考えさせられます。

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                           アアルトの自宅
                           自宅内↓

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                                                            アルテックの店の中、おしゃれ・・・

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Alvar Aalto Museo http://www.alvaraalto.fi/

アルテック http://www.artek.fi/

ゴシック建築の“囲む”

先日、「建築の基本は囲むことと支えること」について書きました。

ギリシャ建築は“支える”という役割の【柱】を中心とした建築で、
力強い外観です。

それに対して、ゴシック建築は“囲む”という役割が強くなっています。

ゴシック建築全盛の時代は中世です。
中世は、厳かな時代というか、神が絶対的存在でしたので、
キリスト教の教会を中心とした国づくりが盛んだった時代ですね。

教会の中は、人間を超越した神への信仰の場として、外界の世俗社会とは
【壁】で隔てられています。

教会の内部空間こそが聖域であり、壁で囲うことで内部空間表現を
追求しています。

ゴシック建築というと、空を突き刺すかのような高い塔がツンツンと
並び、内部は、細い柱が束になっていて天井へ続き、高い空間を
作りだしています。
ステンドグラスから入る太陽の光も何ともいえない神秘的な空間を
演出していますね。

宗教と文化と芸術性が融合し、建築美を高めています。
美しいですよね。

石の積み上げが歴史の積み上げでもあるヨーロッパ。
中世時代の文化・面影が、そのまま現代にも息づいているのが
よくわかります。

イタリア ミラノ大聖堂
http://www.duomomilano.it/en/

フランス シャルトル大聖堂 
(内部360度見れます・・・ステンドグラスが美しい)
http://www.cathedrale-chartres.org/fr/les-panoramiques-360-,120.html

建築の基本は囲うことと支えること

ある本によると、建築が建築であるためのもっとも基本的な
機能は、【囲う】ことと【支える】こと、だそう。

囲うことは、空間の広がりの中から特定の場所を選び、
そこを生活の中心、居場所とすること。

人間は小さく不安で頼りない存在だから、自分自身を
とどめておく為に中心を定め、居場所を作り、世界との
関係を確立していく。それによって自分自身の生を
生きることができるのだそう。

地球上の物体には重力が働く。

建築では、この重力を支えることによって囲いを永続
させることが使命である、とのことです。

紀元前5~4世紀に建てられた、ギリシャ建築最高峰の
パルテノン神殿は、いくつもの大きな柱で重力を支えていて、
しかも芸術的にも素晴らしく、観る者を圧倒させますね。
(実際見たことないけど・・・いつか観てみたいなぁ・・・)

UNESCO アテネ アクロポリス
http://whc.unesco.org/en/list/404/

※「西洋建築の歴史」より一部引用

シンプルな構造に美が凝縮されていた桂離宮

先日、桂離宮に行ってまいりました。

あいにくの雨でしたが、雨の桂離宮もこれまた非常に風情があって、
見応えがありました。

空間を贅沢に使い、自然に溶け込んだシンプルな構造でありながら、
ちっとも古さを感じない芸術作品。
ため息が出るほど美しい。

当時の人達は、ここで月夜を眺めて時間を過ごしたのだろうか。
なんとも贅沢ですね。

色んな方が書いているように、日本のわびさびというか、
日本美を凝縮した傑作品だということを肌で感じることが
できました。

その国独自の文化や建築美が、芸術性を伴ってグワーっと
迫ってくると、国の文化力や魅力を感じたりしませんか?

改めて日本美の良さを感じました。

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NHK世界ふれあい街歩き ジローナ

先日、NHKの世界ふれあい街歩きで、スペインのジローナの街を映していました。
バルセロナから電車で1時間ちょっとの所にあるカタルーニャ地方の小さな街です。

近年注目度を増している観光地だそうですよeye

美しい街並みが続く中世の旧市街、多くの歴史的建造物、地中海地域の温暖な
気候のためか情緒的な街は明るく、人々がどこかのんびりしていて、穏やかで
明るくて気さくな感じでした。

その街にいるだけで楽しいだろうなぁ、住んでみたいなぁと、映像を見ながら
想像をふくらませたくらいです。

紀元前にローマ人が住み着いたこの街は、交易地としても栄えました。
ユダヤ人も一時住んで街を繁栄させたり、フランスとの国境近くということで戦争の
影響も強く受け、城壁を築いて都市を守ったり、長い歴史を刻んでいます。

ロマネスク様式やバロック様式、ゴシック様式等、様々な建築物を観ることができ、
ヨーロッパ最古の一つといわれている大きなタペストリーも必見だそう。

街歩きで偶然出会った人達が熱心に話している様子で、この街を愛している
様子が伝わってきました。
それって、とても幸せなことですね。(^-^)

ジローナから少し足を延ばすと、あの鬼才画家サルバドール・ダリが
住んでいた街カダケスがあります。
こちらは地中海に面した、白い家が並ぶ街。

11月7日(木)午後0時~ BSプレミアムでジローナの再放送があるようです。

NHK世界街歩き ジローナ(スペイン)
http://www.nhk.or.jp/sekaimachi/detail/arukikata/131029.html

ジローナのサイト
http://www.girona.cat/turisme/eng/index.php

カダケス
http://www.visitcadaques.org/index.php?lang=uk