01. Art

ちっちゃな文化展

10月26~28日まで掛川市横須賀でちっちゃな文化展がありました。

横須賀の街並みを生かしながら、数々のアート作品が展示
されています。
毎年、多くの観光客が訪れているようで、私ももれなく行って
まいりました。

ゆっくりと色々見てまわると1日かかります。
でも、昭和に戻ったような雰囲気の中で、歩いて回るのも楽しいものです。
ガチャガチャしていなくて、懐かしい気分いっぱい。
大人から子供まで楽しめると思います。

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ヒノキを削って作ったお面。お祭りが盛んな
横須賀ならでは。

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老舗の醤油屋さん

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前に飾ってあるのは、かざぐるま。
かざぐるま作りのワークショップがありましたよ。

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牛乳パックや紙パックで色々なおもちゃが作れちゃう!

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紙で作ったカラフルでかわいいデザインの箱

藤森照信展にみる自然との共存建築

秋になりましたね。
ススキや彼岸花を見かけます。

先日、気持ちの良い風の中、秋野不矩美術館に行ってまいりました。

ちょうど20周年記念として、藤森照信展をやっていて最終日。

自然と調和したユニークな建物の写真が多くあり、遊び心が
感じられました。
建物やオブジェが自然の中に溶け込んでいるのがとても素敵。

日本人に元々備わっている自然との共存は、これからも
大事なテーマなのではないかと感じます。

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坂を登っていった先にある、秋野不矩美術館

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藤森照信氏作の茶室「望矩楼」
天竜産の杉やヒノキが使用されています。

物体の作りだす陰翳、明暗にこそ美が

本当に暑い日が続きますね。
でも、まだ7月ですよね・・・。

日中気温が危険レベルになるとは、地球も大変なことに
なってきているのだろうか・・・と考えてしまいます。

谷崎潤一郎の名作で「陰翳礼讃」がありますが、
美しい写真とセットになった「陰翳礼讃」が出版されています。

谷崎氏の感じる数々の“日本の美”が見事に
写真とマッチしている気がします。
また、写真があるがゆえに読みやすい・・・。

文章の中に、
「美は物体にあるのではなく、物体と物体との
作りだす陰翳のあや、明暗にあると考える」
とあります。

日本文化の奥深さが感じられます。

この作品自体がみずみずしい文章でつづられ、
今なお古さを全く感じず、素晴らしいと思います。

写真を眺めるだけでも、少し暑さがやわらぎました。

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手作りのお面

10月20~22日に、遠州横須賀海道ちっちゃな文化展が
ありました。

台風と雨で肌寒い中でしたが、思ったより見に来ている
人達が多かったように感じました。

街を歩き、時代がタイムスリップしたような感覚を
楽しむ時間はいいものです。

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職人さんが木のお面づくりをしていました。
一つ一つ手作りして対応しているため、
待っている人も結構いるようで、
今注文すると完成は3年後だそう。

横須賀三熊野大祭でも、ひょっとこや般若の
お面が大活躍ですね。

にこにこ温和そうな職人さんが、丁寧にお面を
作り上げている様子が伝わってきて、温かい
気持ちになりました。

メキシコのイメージは?

アメリカへの不法移民が絶えないメキシコ。

メキシコというと、殺伐したイメージもあるかもしれません。

しかし、中にはいってしまうと、そんなイメージからは遠いと
感じる、多様性に富んだ国でもあります。

南の方へいくと、緑豊かでマヤ遺跡も見応え十分です。

サンクリストバル・デ・ラスカサスは、メキシコの美しい街の一つ
だと思います。

色鮮やかな伝統衣装をまとった先住民が多く住んでいて、
歴史を感じるコロニアルな街。
ゆったりとした空気が流れる風情ある街です。

旅人を多く受け入れているのもわかります。

10年前に訪れて、街や人の素朴さも良かったですが、
今も変わっていないといいなと思います。

輝く太陽に青空、色彩豊かな建物が並ぶ街。
気持ちも明るくなるものですね。

色の効果って大きい。

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サンクリストバル・デ・ラスカサス観光HP
https://www.visitmexico.com/en/san-cristobal-de-las-casas

坂茂さん、リサイクルできる紙管を使った建築

建築界のノーベル賞としてのプリツカー賞を今年受賞した坂茂さん。

今、注目されている建築家ですね。

先日、NHKのスーパープレゼンテーションで坂茂さんの
プレゼンテーションがありました。

見ていて、彼の熱意、ユーモアを備えた人柄が伝わってきました。

坂さんは、再利用、リサイクルできる紙管を使った建築を多く
手がけています。

紙!?って思いますよね。

紙はすぐダメになってしまうではないか?等と、そんな貧弱な発想しか
できない私は、凄いなぁって尊敬してしまいました。

現在、坂さんは色々な国の被災地に行き、仮設住宅の建築・建設に
関わっています。

あまりお金をかけず、現地のものを使い、リサイクル可能、
そして恒久的に利用できるものとしての建築を進めている坂さん。

東日本大震災の被災地では、プライバシーを考慮した紙の仮設住宅を
つくりました。

日本だけでなく各国をまわり、一生懸命な坂さんの人柄、新しい発想の
建築哲学、そして建築技術…ホントに素晴らしい!と思いました。

坂茂氏プリツカー賞受賞の記事
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20140324/656349/?ST=print

TED スーパープレゼンテーション(日本訳つき)より坂茂氏
http://www.ted-ja.com/2013/11/shigeru-ban-emergency-shelters-made-from-paper.html

TED スーパープレゼンテーション(NHK放送)より坂茂氏
http://www.nhk.or.jp/superpresentation/backnumber/140514.html

ヘルシンキで

ムーミンやオーロラ、サンタクロースで有名なフィンランド。
名古屋からも直行便のフィンエアーが出ていて、片道約7時間程で
行ける場所でもあります。
ヨーロッパへの乗り継ぎ場所としてもよく使われていますね。

以前、冬が始まる少し前に数日、ヘルシンキを訪れたのですが、
古いものと新しいものが上手く調和した整然としたきれいな街だなぁ、
先進国だなぁと感じました。

また、デザインセンス、配色センスの効果も大きいのか、整然と
しているのに無機質な感じはあまりしませんでした。
人々も親切で大人の感じを受けました。

日本では、いたる所に音や情報があふれています。

駅や電車の中でのアナウンス、スーパーに行けば大きな音で
宣伝用の曲が繰り返し流れていたり、色んなお店からガンガンと
様々な曲が聞えてきます。
容赦ないですよね。

ヘルシンキへ行って感じたのは、都会なのに、ごちゃごちゃした
余分なものもないし、余分な騒音もない・・・。

それがとても居心地良く感じることとなりました。

静けさを愛するフィンランド人なんだなぁと思いました。

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                              駅の構内

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                            鮮やかな生花が並ぶお花屋さん

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                             図書館 デザインが素敵ですね

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                            図書館で本を読んでいる人達
                            このリラックス感・・・本好きにはたまらないですね

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エフネットブログ:フィンランドとアルヴァ・アールト
http://f-net.cocolog-enshu.com/blog/2014/04/post-8faf.html

フィンランドとアルヴァ・アールト

北欧家具、北欧デザインは、日本では静かなブームとも言えるほど
人気が高いですね。

映画「かもめ食堂」の影響も大きいと思います。

アルヴァ・アールトといえば、フィンランドを代表する近代建築家。
彼が奥さんと立ち上げた会社 Artekの家具は世界から高い評価を
得ていますね。

家具を見ると、余分なものをそぎ落としシンプルにしながら、飽きが
来ないどころか使うほどに愛着がわく優れたデザインセンス、品質の
高さ、空間になじむ存在感を感じることができます。

フィンランドの木材を利用し、温もりのある製品であることも人気の
秘密ですね。

ヘルシンキの街並みを見ても、余分なもの(騒音も含めて)がなく、
デザインセンスの優れた建築物やお店が立ち並び、整然として
さすが先進国だなぁととても感心したことを思い出します。

フィンランドは、豊かな人材が国を豊かにするとの考えから
随分前から、考える力・それぞれの個性を伸ばす教育に力を
入れていて、教育の質の高さにも注目されています。

あらためて、国の豊かさについて考えさせられます。

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                           アアルトの自宅
                           自宅内↓

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                                                            アルテックの店の中、おしゃれ・・・

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Alvar Aalto Museo http://www.alvaraalto.fi/

アルテック http://www.artek.fi/

ゴシック建築の“囲む”

先日、「建築の基本は囲むことと支えること」について書きました。

ギリシャ建築は“支える”という役割の【柱】を中心とした建築で、
力強い外観です。

それに対して、ゴシック建築は“囲む”という役割が強くなっています。

ゴシック建築全盛の時代は中世です。
中世は、厳かな時代というか、神が絶対的存在でしたので、
キリスト教の教会を中心とした国づくりが盛んだった時代ですね。

教会の中は、人間を超越した神への信仰の場として、外界の世俗社会とは
【壁】で隔てられています。

教会の内部空間こそが聖域であり、壁で囲うことで内部空間表現を
追求しています。

ゴシック建築というと、空を突き刺すかのような高い塔がツンツンと
並び、内部は、細い柱が束になっていて天井へ続き、高い空間を
作りだしています。
ステンドグラスから入る太陽の光も何ともいえない神秘的な空間を
演出していますね。

宗教と文化と芸術性が融合し、建築美を高めています。
美しいですよね。

石の積み上げが歴史の積み上げでもあるヨーロッパ。
中世時代の文化・面影が、そのまま現代にも息づいているのが
よくわかります。

イタリア ミラノ大聖堂
http://www.duomomilano.it/en/

フランス シャルトル大聖堂 
(内部360度見れます・・・ステンドグラスが美しい)
http://www.cathedrale-chartres.org/fr/les-panoramiques-360-,120.html

建築の基本は囲うことと支えること

ある本によると、建築が建築であるためのもっとも基本的な
機能は、【囲う】ことと【支える】こと、だそう。

囲うことは、空間の広がりの中から特定の場所を選び、
そこを生活の中心、居場所とすること。

人間は小さく不安で頼りない存在だから、自分自身を
とどめておく為に中心を定め、居場所を作り、世界との
関係を確立していく。それによって自分自身の生を
生きることができるのだそう。

地球上の物体には重力が働く。

建築では、この重力を支えることによって囲いを永続
させることが使命である、とのことです。

紀元前5~4世紀に建てられた、ギリシャ建築最高峰の
パルテノン神殿は、いくつもの大きな柱で重力を支えていて、
しかも芸術的にも素晴らしく、観る者を圧倒させますね。
(実際見たことないけど・・・いつか観てみたいなぁ・・・)

UNESCO アテネ アクロポリス
http://whc.unesco.org/en/list/404/

※「西洋建築の歴史」より一部引用

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