« 新穂高で休息の日々 | トップページ | レット・イット・ビー »

相続差別に対しての最高裁の判定

婚外子の遺産相続は、法律婚の子の半分、つまり、結婚している
男女の子どもが相続する遺産が200万円だったら、婚外子は100万円という規定。

これに対して、今まで、この法律はおかしくないとされていましたが、
今回、最高裁は、“法の下の平等に反する”と判定しました。

そもそも、この法律は115年前に「家制度」があった時の明治民法です。

欧米諸国では、1960年代後半からこういった差別を撤廃するために
規定を変えていますので、なかなか規定を変えないのは、先進国では
日本だけだったそうですね。

国連からも、日本に対してこの差別をなくすように勧告がなされていた
そうです。

家制度を続けるか、人権の差別として認めるか・・・の上の決定ですね。

また、日本国内の社会の変化も今回の決定を後押ししました。

同じく、当時のドイツをお手本として作られた明治民法のままで、
改定への動きがありながら却下されている法律で、結婚による
夫婦同姓の規定があります。

どちらの姓に合わせても良いとしていますが、90%以上の女性が、
男性の姓を名乗らなければならないのが現状です。

お手本となったドイツは70年代には選択的夫婦別姓に規定を変えています。

先進国では、“夫婦同姓でなければならない”と規定しているのは日本だけですね。

また、アジアでも今や別姓を認めている国は多いですね。

ちなみにスペインは、結婚しても姓を変えません。
しかし、家族の結びつきは強いです。

男性も女性も働く時代になり、明治時代のお家制度が中心の社会から、
大きく変化しました。

この明治民法をそのままにしても良いものなのか・・・考えます。

« 新穂高で休息の日々 | トップページ | レット・イット・ビー »

06.3. ちょっと感じたこと」カテゴリの記事