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すっきりした空間と日本人の美意識

先日、金田一秀穂さんのエッセイを読んでいた時に、
“すっきり と ごてごて”について書かれてありました。

すっきりでイメージされるものは、片づける、見えるものを見えなくする、
濁りをなくす、うるさい音を静かにさせる・・・等色々あります。

本では、ヨーロッパ等の教会と日本のお寺という、人の集まる空間に
の違いに触れていました。
教会は中央に椅子、そして重厚な彫刻、ステンドグラス、
日本のお寺は、木の床に畳。つまり余分なものがないすっきりした空間、
とのことです。

西洋の部屋には壁一面に絵や写真、お皿等が飾ってあるが、
日本の部屋は壁が白か茶色で飾りは少ない、床の間に花を飾る・・・。

現代の日本の家は随分変わってしまったし、物があふれる世の中
必ずしもそうとも言えませんが、言いたいことはわかります。

ものがないことで創り出される美は、引き算の美であり高い美意識が
要求されます。

昨年12月にフランスでオープンした、ルーブル・ランス美術館。
設計者は、コンペで見事優勝した日本人建築家『SANAA』。

多くの光を採り入れた、明るくて、環境と調和したすっきりした空間だそうです。
また、彼らのもつ、日本の美が評価されたとも言われています。

すっきりは、清々しいというか気持ちがいいですね。

改めて、すっきりした空間の良さ、もともと日本人が持っていた美意識の
高さについて考えさせられました。
物を減らしすことで、美意識を高めたいですね。

それにしても、ルーブル・ランス美術館、行ってみたいものです・・・。

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