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エピメニデスのパラドックス 「クレタ人は嘘つきだ」とクレタ人が言った

エピメニデスはクレタ人で紀元前500年頃にギリシャで予言を行ったと
言われている哲学者です。

「クレタ人はみな嘘つきだ」という言葉を残し、後に、「エピメニデスのパラドックス」という
論理的矛盾として取り上げられました。

勿論、エピメニデス自身にはその意識はなく、嘘つきクレタ人には自分を含めては
いなかったようです。
また、“全てのクレタ人”という意味で言ったわけではありません。

言葉の背景や言葉自身が含む意味を考えずに、文だけを論理問題として考えると
矛盾が生じますよね。
クレタ人が皆嘘つきなら、嘘つきといったクレタ人の言っていることも嘘になって・・・。
なんだか頭がこんがらがります。

普段、気が付かないだけで言葉の矛盾はきっと多いだろうと思いますし、言葉の捉え方で
随分変わったり、誤解も生じたりします。
今の情報化社会なら尚更です。

言葉は、意思を伝えるものだけれども、同じ言葉でも人それぞれ受け取り方で
伝わり方が変わったり、地域や他国によって受け取るニュアンスが変わったり
正しい意味を伝えるのは難しいですね。

意外と想像力がいるものです。

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06.2. 文学」カテゴリの記事

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